TREKKING AND PHOTO GALLERY
山旅の記録
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(4)雄国沼のニッコウキスゲを訪ねて(2009年6月）
ニッコウキスゲは尾瀬が有名ですが、磐梯山のふもと近くの雄国沼湖畔にキスゲの大群落があるとのことで、６月25日早朝４時過ぎに起き、新宿７時発の「猫魔ヶ岳登山と雄国沼のキスゲを訪ねる」ツアーに参加しました。 天気は当初の予報より悪く、福島県近くまでは曇り空でしたが、平生の行いがよい（？）ためか、磐梯山が見えるころからは晴れ間が広がってきました。磐梯山ゴールドラインの八方台登山口まで４時間の長旅でしたが、マイクロバスの二人席を一人で占有することができ快適な車中を過ごせました（平日で参加者が12名だったため）。
八方台より１時間ほど、ブナ林の中をのんびり歩いて猫魔ヶ岳頂上へ到着。頂上からの景色はすばらしく、磐梯山（写真：下左）を初め、吾妻山、安達太良山や、遠く雪を冠る飯豊山も見ることができました（感激）。また周辺の湖や沼（雄国沼：下右）も一望でき、気分爽快でした。
猫魔ヶ岳頂上から雄国沼のほうへ１時間ほど、ややぬかるんだ登山路を下り、雄国沼湖畔に到着。びっくりしたのは、暑さのためか沼の水面を蛇が勢いよく泳いでいたことです。 湖畔沿いに歩いて、ニッコウキスゲの咲く雄国沼湿原に到着。今回の主目的はきれいな写真を撮ることでしたが、この湿原の散策路（木道）は一本道（写真：左）の、一方通行となっていましたので、途中で立ち止まってじっくり写真を撮る雰囲気ではありません。自分より後から歩いて来る人の気配を気にしながら、手当たり次第パチパチと撮影。
幸い散策される人の数がそれほど多くはなく、木道の上をうろうろしながら写真を撮っているうちに散策路を一周、２０分くらいの超特急でした。 ちょっと後ろ髪をひかれる思いで湿原を離れ、１時間ほど沢沿いの緩やかな道を下って雄子沢登山口に無事到着（歩いた行程：４時間、12km位）。また４時間の新宿までの旅です。 結局８時間マイクロバスに乗って、ニッコウキスゲに会えたのは20分程度でしたが、何とか自分の気に入るような写真も撮れましたので、満足度は80%。ニッコウキスゲの写真（下）をご覧ください。今度はゆっくりとキスゲに会いたいですね。 フォトギャラリーに「ニッコウキスゲ」のスライドショー(デジブック版)を作成してありますので、ついでにご覧ください。