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(6)パタゴニアスーパートレッキング

(5)チレノ小屋～トーレス・デル・パイネ～ラス・トーレス小屋 (1月30日）
今朝も早起きをして、朝焼けを期待して待っていましたが、東の空が少しだけ茜色になった後は雲に遮られてトーレス・デル・パイネの朝焼けを見ることは出来ませんでした。
それでも7時頃になると朝日に輝くトーレス・デル・パイネのセントラル塔と北塔を眺めることができました（写真左）。この時点では今日も好天が期待されそうな気配でした。
今日のメインのルートは小屋の前の道標（写真左）に示されています。標高409mのチレノ小屋からトレース・キャンプを経て、標高886mのトーレス・デル・パイネ展望地まで登ります。標高差は477mですが、トーレス・キャンプからの急登が気にかかります。
出発前にお世話になったポーターの若者達とのお別れです（写真下左）。この陽気な若者たちはここから下って、今日のトレッキングに必要ない荷物をラス・トーレス小屋まで運んでくれます。私たちはトーレス・デル・パイネの展望を終えてラス・トーレス小屋まで下ります。いよいよ出発です（8時半）。これから行くトーレス・デル・パイネの方は少し曇り気味で、ちょっと心配です（写真下右）。

しばらくアセンシオ川の左岸を進み、その後右岸に渡ります（写真下左）。30分ほど歩いた後、立ち休憩。トーレス・デル・パイネは雲の中です（写真下右）。

樹林帯の中を快調に進みます。所々のブナの木の幹に、道標として赤色のマークがつけてあります（写真下左）。更に歩を進めトーレス・キャンプ場への分岐（写真下右）から少し下るとキャンプ場です。


チレノ小屋からキャンプ場まで、1時間10分ほどの行程でした。ここでしばらく休憩し、これからの急坂に備えエネルギーを補給したりします。キャンプ場に掲示されている今日の天気予報は「晴れ時々曇り・風速15m/sec程度・気温5～16℃」となっていますが・・・・。
キャンプ場で10分ほど休憩し、トーレス・デル・パイネ展望地を目指してモレーンのガレ場・ザレ場の急坂を登ります（写真下二枚）。

更に浮石や落石に注意しながらガレ場を登ってゆくと、頭上にトーレス・デル・パイネが見え始めました（写真下二枚）。

少し傾斜が緩くなってくると、トーレス・デル・パイネの三本の岩塔がはっきりと見えてきました(写真左)。恥ずかしいのか（？）、岩塔の頂上は雲を冠っています。
更に進むと、岩峰（塔）の下に氷河湖が見え始めました。 Aさんにモデルをお願いして、トーレス・デル・パイネと氷河湖をパチリ(写真左)。お気に入りの写真が撮れました。
ようやく全体像が見えてきました。氷河湖の背後にそびえるトーレス・デル・パイネ(写真左)を前に大感激。素晴らしい景色に感動した後は、記念撮影のラッシュとなりました（写真下左：Sさん撮影）。私もついでに（？）参加しました（写真下右）。


お世話になったガイドさん達の記念撮影もします（写真左）。絶景を堪能した後、氷河湖と岩塔に別れを告げトーレス・キャンプ場へ。キャンプ場で昼食を終え、チレノ小屋までゆったりとした気分で下ります。途中でマゼランキツツキを見つけ、皆でパチリ、パチリ（写真はパイネ山群トレッキング最終日の記録を見てください）。
チレノ小屋で小休止した後、今夜の宿ラス・トーレス小屋へ向かいます。最初の内は往路の下りで、途中から左に別れ小屋を目指します。絶景を観終わった後と疲れも加わり、単調な下りが長く感じられます。
途中で馬に乗りチレノ小屋を目指すグールプに遭遇（写真下左）。登りを嫌がっている馬もいるようでした。ようやく平坦地近くでアセンシオ川を越えると、ラス・トーレス小屋がもう間近となります（写真下右）。


後方にアルミランテ・ニエトが見える平坦地に達してからも思ったより距離を感じます。時々つむじ風で舗装してない道路に砂埃が立ち、足が止まります（写真左）。この地域には近代的なホテルも建っていますが、開拓時代の象徴らしき古びた荷車も置いてありました（写真下二枚）。

ようやくラス・トーレス小屋に到着（写真下二枚：Sさん撮影）。チレノ小屋を8時半に出発し、15時半過ぎに着きました。今日はさすがに長丁場で、どっと疲れを感じます。

ラス・トーレス小屋は設備も充実しており、大変快適な小屋です。早速ゆっくりとシャワーを浴びて、疲れを癒します。私どものほかに数名の日本からのトレッカーもおられらました。アルゼンチン・フィッツロイから逆コースで来られたとのことで、情報交換や郷土（山口県と広島県（小生））の話で盛り上がりました。やはり異常気象のせいでしょうか、フィッツロイは好天続きだったようです。私たちの場合はどうでしょうか？実質的に今日で「パイネ山群トレッキング」は終了ですので、その後洗濯や荷物の整理をしたりして明日のチリ出国・アルゼンチン入国に備えます。まだ屋外は明るい中、楽しかったトレッキングの話題に花を咲かせながら夕食タイム（写真下二枚：Sさん撮影）。明日からのフィッツロイ山群トレッキングに期待しつつ就眠。


スライドショー「パタゴニアを歩く-1」と「パタゴニアを歩く-2」も一緒にご覧ください。

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(5)チレノ小屋～トーレス・デル・パイネ～ラス・トーレス小屋 (1月30日）
今朝も早起きをして、朝焼けを期待して待っていましたが、東の空が少しだけ茜色になった後は雲に遮られてトーレス・デル・パイネの朝焼けを見ることは出来ませんでした。
それでも7時頃になると朝日に輝くトーレス・デル・パイネのセントラル塔と北塔を眺めることができました（写真左）。この時点では今日も好天が期待されそうな気配でした。
今日のメインのルートは小屋の前の道標（写真左）に示されています。標高409mのチレノ小屋からトレース・キャンプを経て、標高886mのトーレス・デル・パイネ展望地まで登ります。標高差は477mですが、トーレス・キャンプからの急登が気にかかります。
出発前にお世話になったポーターの若者達とのお別れです（写真下左）。この陽気な若者たちはここから下って、今日のトレッキングに必要ない荷物をラス・トーレス小屋まで運んでくれます。私たちはトーレス・デル・パイネの展望を終えてラス・トーレス小屋まで下ります。いよいよ出発です（8時半）。これから行くトーレス・デル・パイネの方は少し曇り気味で、ちょっと心配です（写真下右）。

しばらくアセンシオ川の左岸を進み、その後右岸に渡ります（写真下左）。30分ほど歩いた後、立ち休憩。トーレス・デル・パイネは雲の中です（写真下右）。

樹林帯の中を快調に進みます。所々のブナの木の幹に、道標として赤色のマークがつけてあります（写真下左）。更に歩を進めトーレス・キャンプ場への分岐（写真下右）から少し下るとキャンプ場です。


チレノ小屋からキャンプ場まで、1時間10分ほどの行程でした。ここでしばらく休憩し、これからの急坂に備えエネルギーを補給したりします。キャンプ場に掲示されている今日の天気予報は「晴れ時々曇り・風速15m/sec程度・気温5～16℃」となっていますが・・・・。
キャンプ場で10分ほど休憩し、トーレス・デル・パイネ展望地を目指してモレーンのガレ場・ザレ場の急坂を登ります（写真下二枚）。

更に浮石や落石に注意しながらガレ場を登ってゆくと、頭上にトーレス・デル・パイネが見え始めました（写真下二枚）。

少し傾斜が緩くなってくると、トーレス・デル・パイネの三本の岩塔がはっきりと見えてきました(写真左)。恥ずかしいのか（？）、岩塔の頂上は雲を冠っています。
更に進むと、岩峰（塔）の下に氷河湖が見え始めました。 Aさんにモデルをお願いして、トーレス・デル・パイネと氷河湖をパチリ(写真左)。お気に入りの写真が撮れました。
ようやく全体像が見えてきました。氷河湖の背後にそびえるトーレス・デル・パイネ(写真左)を前に大感激。素晴らしい景色に感動した後は、記念撮影のラッシュとなりました（写真下左：Sさん撮影）。私もついでに（？）参加しました（写真下右）。


お世話になったガイドさん達の記念撮影もします（写真左）。絶景を堪能した後、氷河湖と岩塔に別れを告げトーレス・キャンプ場へ。キャンプ場で昼食を終え、チレノ小屋までゆったりとした気分で下ります。途中でマゼランキツツキを見つけ、皆でパチリ、パチリ（写真はパイネ山群トレッキング最終日の記録を見てください）。
チレノ小屋で小休止した後、今夜の宿ラス・トーレス小屋へ向かいます。最初の内は往路の下りで、途中から左に別れ小屋を目指します。絶景を観終わった後と疲れも加わり、単調な下りが長く感じられます。
途中で馬に乗りチレノ小屋を目指すグールプに遭遇（写真下左）。登りを嫌がっている馬もいるようでした。ようやく平坦地近くでアセンシオ川を越えると、ラス・トーレス小屋がもう間近となります（写真下右）。


後方にアルミランテ・ニエトが見える平坦地に達してからも思ったより距離を感じます。時々つむじ風で舗装してない道路に砂埃が立ち、足が止まります（写真左）。この地域には近代的なホテルも建っていますが、開拓時代の象徴らしき古びた荷車も置いてありました（写真下二枚）。

ようやくラス・トーレス小屋に到着（写真下二枚：Sさん撮影）。チレノ小屋を8時半に出発し、15時半過ぎに着きました。今日はさすがに長丁場で、どっと疲れを感じます。

ラス・トーレス小屋は設備も充実しており、大変快適な小屋です。早速ゆっくりとシャワーを浴びて、疲れを癒します。私どものほかに数名の日本からのトレッカーもおられらました。アルゼンチン・フィッツロイから逆コースで来られたとのことで、情報交換や郷土（山口県と広島県（小生））の話で盛り上がりました。やはり異常気象のせいでしょうか、フィッツロイは好天続きだったようです。私たちの場合はどうでしょうか？実質的に今日で「パイネ山群トレッキング」は終了ですので、その後洗濯や荷物の整理をしたりして明日のチリ出国・アルゼンチン入国に備えます。まだ屋外は明るい中、楽しかったトレッキングの話題に花を咲かせながら夕食タイム（写真下二枚：Sさん撮影）。明日からのフィッツロイ山群トレッキングに期待しつつ就眠。


スライドショー「パタゴニアを歩く-1」と「パタゴニアを歩く-2」も一緒にご覧ください。