エベレスト街道・カラパタール登頂トレッキング

（13）キャンヅマ～モンジョ(10月27日）

今日はキャンヅマ(3550m)からナムチェバザールを経てモンジョ(2835m)まで下ります。

今朝はエベレスト・ローツェ方面が朝焼けになって見えており、天気は良さそうです(写真：左)。

ナムチェバザールへの途中、「エベレスト登頂50周年記念のチョルテン」を過ぎた所から遠方を振り返り見た写真を紹介します(左)。

写っている若者はシェルパの一人で、写真撮りながら最後尾を歩いている私に付き合ってくれています。

前を進んでいるメンバーとの距離がかなり離れたせいか、ナムチェバザールの山岳博物館へ行く道を通り過ごして、往路で泊ったロッジに到着。まだだれも来ておりません。ほかのメンバーは博物館を観に行っていたのです。

しばらくロッジで休んでいると、皆が帰ってきました。昼食までまだ時間があるとのことで、ナムチェバザールの村の中を散策することにしました。

ちょうど本日は市(チベットバザール)が開かれる日で、荷物を乗せたゾッキョが山道に延々と連なっていました。

市場では日常生活品や食料などいろいろなものが売られていました。若いシェルパたちもこの市で買い物をしたようです。

散策中に撮った写真の一部を紹介します(上)。

昼食では大変美味しい天ぷらうどんを食べることができ、大満足。その後トレッキング再開。

ところが往路の登りで難儀した標高差600mの街道の下りは大混雑で、砂埃もたち大変でした。トレッキングの最盛期でもあり、上りや下りのゾッキョやポーター、トレッカーなどでてんやわんや。ゾッキョ優先の原則で、待機し道を譲ることもしばしばありました。

ようやく15:35にモンジョのロッジに到着。ロッジのはるか上にタムセルク(6608m)がそびえていました。

夕焼けの写真が撮れるかと思い、外で待っていましたが、なかなかチャンスが無く部屋に戻りました。

しばらくして、シェルパの若者が走りこんできて「カメラ、カメラ」と、山が夕焼けになったことを示唆してくれました。

急いでロッジの脇からとった夕焼けの写真をご覧ください。シェルパに感謝。

トレッキング全体の写真を「フォトギャラリー」にスライドショー(新版)としてアップしてありますので、ついでにご覧ください。