キナバル山登頂とボルネオ島ワイルドライフ

(3)ラバン・ラタ・レストハウス～メシラウ(4月6日）

今日はラバンラタレストハウスから往路とは異なるコースでメシラウへ下山(地図を参照)します。

今回のツアーでは一日での長時間の下りを避けるため、下山途中でこの山小屋に泊まりましたが、一般的には登頂を終えた日にパークヘッドクオーターまで下山します。

朝６時前に起床。朝食を済ませて７時ごろに小屋を出発。

登りの際に苦労した、６番目のシェルターの近くから振り返ると、朝日に輝く大岩壁やドンキーイヤーズピークなどが見えました(写真：左)。

往路で見たラヤンラヤン職員宿舎の少し上からマシラウネイチャーリゾートへ続く登山路があり、今回はこちらのルートで下山するのです。こちらのルートの方が植物や花が豊富だとのこと。

早速登山道の脇に、昨日見たものより数倍大きい「ウツボカズラ」をガイドが見つけてくれました(写真：左2枚）。

更にメシラウ側の方へ進むに連れて、下から雲が湧き上がり頂上部が見え隠れするようなりました。

雲間からドンキーイヤーズピークの東側のピーク(キングエドワードピークやキングジョージピーク）などが見えましたので、パチリ(写真：左）。

いくつかのアップダウンを経て、12時前に標高2000mにあるメシラウネイチャーリゾート(写真：左)へ到着。

ジャングルの中にひっそりと作られたリゾートで、周辺には森以外に何もないのです。

ここで山岳ガイド・ポーターともお別れです。無事キナバル山の登頂を終えたことに深く感謝。

その後、大変きれいで設備も整ったロッジの二人部屋に荷物を置き、楽しい昼食タイム。その後は全くのフリータイム。

最初は何をしてよいか戸惑いましたが、「何もしなくて良い」ということの心地よさが少しずつ分かってきました。

登頂を終えた達成感もあり、日本では味わったことのない心地よさに浸って午後を過ごしました。

登山中やリゾート滞在中に見た花(シャクナゲやランなど)を紹介します(写真：左)。

フォトギャラリーで「キナバル山登頂とボルネオ島ワイルドライフ」スライドショーを紹介していますので、一緒にご覧ください。