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| エベレスト街道・カラパタール登頂トレッキング |
| （8）ディンボチェ(高度順応日)(10月22日） |
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早朝ロッジから外に出てみると、水場には氷が張っており、かなり冷え込んだことがうかがえました。今日も好天のようで、より近くに見えるようになったローチェ(8516m)に朝日が射し、頂上付近に雪煙が舞っているさまは素晴らしいものでした(写真：左)。 |
 体調の方はかなり良くなりつつありましたが、朝食は「おかゆ」と「カロリーメイト・半分」にしておきました。8：30にロッジを出発し、眼下にディンボチェの家並みを見ながら、ゆっくりと登ってゆきます(写真：左上）。 しばらく進むとチョルテンが現れ、その後方にタウチェ(6542m)の岩峰が見えてきました(写真：左下)。 ここでしばらく休憩したのち、稜線のジグザグ道を、息を整えながら登ります。高度が上がるにつれ息苦しくなってきますので、大きく息を吐きながらゆっくりと進みます。 |
高度が上がるにつれ、周辺の雄大な景色が見えてくるようになりました。4500m位の地点に達したところに色鮮やかなタルチョが風にたなびいており、その先にローチェの雄姿を見ることができました。頂上付近は強風のため雪煙が舞っていました(写真：下左)。 ちょうど近くに格好の岩があり、その上にメンバーやシェルパが並んで記念撮影。後方にはタウチュ(6542m)とチョエラチェ(6440m)がそびえており、さわやかな写真を撮ることができました(写真：下右；私自身は写っていません)。   |
TCのTKさんから、もう少し頑張って4900ｍ迄登りましょうと激励され、再びゆっくり、ゆっくりと登ってゆきます。  TKさんの高度計が4900mに達した地点で休憩。周辺の素晴らしい景色を見ることができました。 右手方向には、ヒマラヤひだをまとった山々が光り輝いていました。強風が氷を削り、美しい紋様を刻んでいるこのヒマラヤひだを眺めていると神々しさを感じるほどでした(写真：左)。 サーダーのニマさんは双眼鏡で盛んにヒマラヤひだの山・カンレヤムウを眺めていました(写真：左)。もしかするとこの山に登っている人を探しているのかもしれません。 |
 更に右手遠方にマカルー(8463m：世界第5位の高峰)の威容を望むことができ、大感激(写真：右）)。今までの疲れも吹っ飛んでしまいました。 マカルーを背景に撮ったTKさんの記念写真(右)もごらんください。TKさんの晴れやかな笑顔が印象的です。 |
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素晴らしいヒマラヤの山岳風景を堪能した後、下山しロッジに13：00到着。登りの途中で、「カーボショッツ」によるエネルギー補給をしましたが、下山するまで下痢症状はなくホッとしました。 夕食後、体が熱っぽく風邪薬を服用。夜間は1〜2時間おきにトイレに行きましたが、下痢症状は見られず、比較的よく眠ることができました。 |
| トレッキング全体の写真を「フォトギャラリー」にスライドショー(新版)としてアップしてありますので、ついでにご覧ください。 |
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今日は高度順応のため、ディンボチェ(4350m)のロッジから昨日登った裏山を4900mまで登る予定です。